5/5追記 読みやすくしてみた。
isami-wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Isami
■来歴(wikiにはない部分の補足)
木髙イサミという名でKAIENTAI DOJOにてデビュー。
KAIENTAI DOJO以前には高田道場にも通っており、
デビュー時は格闘技スタイルで松本だいすけを秒殺。
その後も秒殺の山を築き、同じ格闘スタイルだった真霜拳號にも2連勝。
(ちなみにジョー青山も秒殺されている)
2002年9月後楽園大会の直接対決で真霜が雪辱を果たし、その後はタッグを組むことに。
しかしタッグ結成後まもなく木髙は負傷、
そのままKAIENTAI DOJOのリングから姿を消してしまう。
□復帰
2004年、isamiと改名しFWFのリングに上がる。(公式サイトより)
フリーランスのレスラーとしてアジアン北海道、国際、PWC(pvvc)などを転戦、
(このとき、同じリングに宮本裕向、澤宗紀、田村和宏らがいた)
□KAIENTAI DOJOに出戻り参戦
2004年7月には古巣KAIENTAI DOJOで出戻り参戦を直訴し、
頭を丸めてK-METALリーグに出場する。
ほか参加選手=旭志織、上越たく、石川はじめ、火野裕士、稲松三郎、KAZMA。
3勝3敗で決勝進出を逃してしまう。後にGETに出場したり
よく似たマスクマン・BLUE-KがDDTへの刺客として送り込まれたりと
関係は決して悪くはない模様。
□転機〜アックスボンバーズ
666、初期マッスルに参戦した後、ユニオンプロレスの所属選手となる。
2005年11月、ZERO-ONE MAXのSAMURAI限定企画「ch.01」で
726、宮本、田村とともに大森隆男の「アックスボンバーズ」メンバーに選ばれる。
プロレスファンのやや広い層に、ようやくその名が認知されはじめたが
それが試合内容によるものでないことは誰の目にも明らかだった。
□ハードコア、デスマッチへの挑戦
2006年春、ユニオンプロレスでのisamiはポイズン澤田、石川らが繰り広げていた
ユニオン本流の戦いとは一線を画し、MASADA、沼澤邪鬼らとハードコアマッチを展開。
06年5月の赤レンガ大会ではMASADA、マッドマン・ポンドを相手に
大流血しながら奮闘し、沼澤に大日本プロレスでのデスマッチを直訴、認められる。
そして6月4日、大日本プロレスでデスマッチデビューを果たし、
それと前後して宮本とともにアックスボンバーズを卒業。
(ちなみにアックスボンバーズも8月のWRESTLE EXPO以降、活動停止=自然消滅)
当初、大日本では桂スタジオ限定参戦だったが、
佐々木貴、葛西純、沼澤邪鬼ら第一線のデスマッチファイターとの戦いを経て
文体、後楽園のリングにも登場。その細い体に無数の傷が刻み込まれてゆく。
□666での戦い
当初は宮本とのヤンキー二丁拳銃として活動がメインだったが
「先輩」の登場後は先輩の舎弟となり、打たれたり刺されたり。
□ユニオンプロレスでの戦い
06年7月シリーズより本流の戦い(澤田vs武井代表)に乗り込み、
8月、ミスター雁之助と髪の毛を賭けてのシングルマッチを行うが、
ベテランの壁は高く、坊主頭にされてしまう。
07年、澤田の離脱後は石川に次ぐナンバー2として
Style-Eとの対抗戦で実力をいかんなく発揮。
□DDT及びその周辺での戦い
ユニオンプロレス代表として時々DDTには参戦。
マッスルは1と3に登場。
そしてクルーザーゲームは親友MC.33が第1回より参戦している。
07年からのクルーザーゲームではisami自らが参戦。
□Style-Eでの戦い
05年末からレギュラー参戦。
06年9月には佐々木恭介からSTYLE-E無差別級王座を奪取し
07年3月、第2代王者として柴田正人の挑戦を退ける。
4月に田村に破れ、王座転落後の動向は不明。
□大日本デスマッチ戦線へ
07年より本格的にデスマッチの第一線に飛び込むが、
盟友・宮本が佐々木貴の保持するデスマッチヘビー級王座へ挑戦し
着実にステップアップする一方で、isamiは連戦連敗。
試合内容は向上しているものの、結果が残せない日々が現在まで続く。
それゆえに実際に見ていない人間と見ている人間で、評価が大きく食い違う。
■ファイトスタイル
KAIENTAI DOJO時代のファイトスタイルは格闘技一辺倒だったが
isamiになってからは鋭いキックと高い運動能力を活かした「飛んだり跳ねたり」が主流に。
デスマッチでは蛍光灯を持ってのダブルニードロップで3カウントを狙う。
しかし格闘技スタイルを忘れたわけではなく、
上がる団体、対戦相手によってはグラウンドがメインになる場合もある。
だが、大日本プロレスのデスマッチ戦線では、スタイル以前の問題として
圧倒的な体格差の前に苦戦を強いられることが多く、
日々改善のため試行錯誤が続いている。
■憧れのレスラー
プロレスラーとしてデビューする前から、
クルーザー級の雄・MIKAMIに憧れていたことを公言している。
また、ゆくゆくはクルーザー級の選手を集め、
デスマッチトーナメントを開催したいとの野望も持つ。
■よく似たレスラー
MC.33(クルーザーゲーム限定レスラー。isamiの親友)
エル・サミライ(666に登場)
BLUE-K(DDTにKAIENTAI DOJOからの刺客として登場)
■雑感
他に表現が思い付かず、こう表現するしかないんだが、
本当に、よくインディーの「底辺」からよく這い上がって来たと思う。
だがデビュー時のライバルが真霜だったり、同期がKAZMAだったことを考えると
あまりにも差がつきすぎている。
センスもあって運動神経も良い、
そこは宮本と比べても全然劣っていないんだが
人を蹴落としてでも上を狙う気持ちが足りないようにも感じる。
もちろん、宮本の性格が悪いという意味ではないんだが
リング上のisamiは、まだお人好し過ぎて、
葛西にとっては、そこがもどかしいんじゃないだろうか。
(神になる前の沼澤もそうだった)
……ということを「インディーのお仕事」で
結果を残さないと言って怒る葛西と、励ます沼澤を見て思った。
■参考資料
週プロモバイル、サムライTV、isami公式サイト等。