なんだかスゴいものを見た。
見すぎて、疲れて、寝たら、記憶が消えた。
写真を見ながらいろいろと思い出す。それでも足りない部分は週モバで。
■映像
前回の大会で怨霊以外(怨霊はもともと死人)死んでしまった666勢。
これからどうすればいいのかと三角巾をつけて悩む宮本たち。
(ラム会長は心がキレイなので幽霊になった彼らが見えるし、話ができる)
そもそも、死に追いやったミスターMとはいったい誰なのか。
というわけでミスターMは誰でしょうクイズがスタート。
M沢とかM藤とか大変な名前が出てくる。メンズとか。
さりげなく666所属になった小仲=ペールワンがここで紹介される。
「しょうがない、私がひと肌脱ぐか」とラム会長。
「それはどういうことですか会長」
「お盆過ぎに黄色いTシャツを着てマラソンをすると、
願いがかなうっていわれてる。それに全国から小銭がどんどん集まってくる」
それでZARD! それで「負けないで」!
というわけで会長は666kmマラソンに挑戦することとなったのであった。
たぶんゴールは新木場。
募金箱も売店に設置されるが
あとで須山さん曰く「どうせ選手のパチンコ代に消えますって」
■須山さんとメンズ姐さんが入場
メンズ姐さんを背後からうちわであおぐ役で大石がいる。
メンズ「なんでここにお前がいるんだよ!」
大石「大丈夫ですから! 大丈夫ですから!」何が?
■666kmマラソンに挑戦するラム会長の映像
タクシーに乗り込む。
須山「まあ、本家でもそういう噂はありますよね」
今日が18禁なのはいろいろな意味があるみたいです。
■天国or地獄裁判
死人になった皆さんが、2人1組となって
閻魔様の代理人である怨霊の前で
天国に行けるか地獄に行くかを審判してもらうというもの。
(必ずどちらかが地獄でどちらかが天国)
懐かしいテイスト満載でお届けしています
裁きを下すのは怨霊、タライを落とす天使役には星野勘九郎(ガロガ)。背中に羽根も生えている。
まずは、忍vsナスティ・ブラック・パンサー。
※といってもマイクでの罵り合いである
関東と関西の違いはあるが、学プロ出身者であるこの2人(遺影はナスティではなくGENTARO)
相手の学生時代の恥ずかしい話を暴露し合いどちらも大ダメージを受ける。
これは誰が得をするんだろうか。一応、どちらかは天国に行けるとはいえ
それ以上に後々に響く気がするのだが。特に妻子もちのGENTAROは。
結局天国にいけたのは留年した上に大学を卒業したことにしている忍。
学生時代、ストーカー紛いのことまでやらかしたというナスティは地獄行き。
つづいては、ドラゲーの戸澤vsアラケン。
ここまで来るかー!
ドラゲーの先輩後輩でもあるだけに、やはり暴露大会になると戸澤が不利かと思われたが
戸澤もまた細かい日時まで出して恥ずかしい話を暴露、アラケンに大ダメージを与えることに成功。
ビデコシ行き過ぎ罪及び爆発物取締法違反疑惑(爆発するのは股間である。念のため)の戸澤は天国、大さじにして2杯分漏らしてしまったアラケンは地獄行き。
次。宮本vs佐野。
いきなり佐野が大ネタで勝負。Iジャに引き抜かれそうになった話とか
666合同練習をサボって佐野に海に遊びに行き、結局佐野が代表から怒られた話など。
佐野の暴露話はすでにあらかたラム会長にされてしまっている上に
佐野も「俺は別に困ることはない」と開き直る。なんかむかつくなー。
すると宮本。「アンタ、ウザいんだよ」
ウ罪。これは凄い罪だ。というわけで佐野が地獄行き決定。
ほか、小仲=ペールワンと趙雲子龍は言葉が通じないためバトルが成立せず、日本から近い趙雲が天国、ペールワンが地獄の判定がくだされた。先輩については、別の意味で天国にイッてしまっている人のため天国行きが決定し怨霊は地獄へ。
■天国チームvs地獄チームのカンダタバトルロイヤル(適当)
要するにこの蜘蛛をとった人は生き返ることができるというルール。
芥川龍之介の小説「蜘蛛の糸」からきている。一応念のため。筋少の歌にもあるが。
先程天国行きと地獄行きに分かれた10人で闘う。
オーバーザトップロープルールありということで、メンズ「懐かしいなあ」
確かに。
ナイフを取り出す先輩、次々と死人を刺して行く。次々と倒れる死人たち。
須山さん「あれ? もともと死んでるんだから別に大丈夫なんじゃないですか?」
起き上がる皆さん。どうにもならないと悟ったのか先輩は注射をうち自らロープを越えていった。先輩!!
コーナーポストの下に息をひそめるペールワン。真琴作戦か。
なぜか佐野がここで異常な強さを示し始める。あっというまに死人を蹴散らし大ブーイングを浴びる。
一人残りとなったところでペールワンが飛び出してくる。
佐野は「お前は今回から666所属になって、これからの666を背負って行く奴だ」
と突然ペールワンを肩車して、つるされている蜘蛛をペールワンにとらせる。
が、とった瞬間にパワーボムで叩きつけ佐野が勝利。
再び大ブーイングが起きる。蜘蛛の糸は切れることなく佐野はミラーボールと流れる音楽の中三角巾が外れ生き返ることに成功する。
須山さん「アンタは死んでたほうが強いんだからそのままでいいのに!」
■佐野とツージーQによる新木場心霊ツアー
客席を4つに分けて、会場の外へ肝試しへ出発。
ツージーQはバカ社長のバンドのベーシストだそうだ。霊感が強いらしくガイドをしてくれることになった。
我々南側の順番は最後だったため、客席で待っている間に過去の映像ダイジェスト。これだけでけっこう面白い。
生き返った佐野がリビングデッド軍と闘うのだが、弱いうえに
我々のときは最後ということでさらにヨレヨレでまったく頼りにならない。
まず1st RINGの隣にあった倉庫が解体されていて、骨格だけが残されているため、かなり廃墟チック。そこからまずチェーンソーの音が鳴り響き、沼澤邪鬼が登場(待ってるほうも怖そうだとあとで突っ込まれていたが)。
その後、高架の下からはリビングデッド2体が登場。道路で佐野と乱闘を繰り広げる。
深夜2時とはいえ車も通る、倉庫街なので
長距離トラックの運ちゃんもトラックの中で寝ている。いろんな意味で危険だ。
ここでもガッチリ負けた佐野。
で、戻りかけた我々の前に現れたのはバカ社長。
外だから大丈夫!
逃げ惑う我々、そして佐野。なぜかセコンドには殺害テラー666。気にしない。
短時間に16連敗の記録を樹立した佐野は須山さんに「だから死んだままのほうがいいのに」と突っ込まれる。
■マラソン中のラム会長中継
コンビニで立ち読み、そして買い物。悠々とタクシーに乗り込み再び走り去る。
■タッグマッチ アラケン&ナスティvs忍&趙雲子龍
再び天国vs地獄のタッグマッチ。勝てば生き返るので皆必死(多分)
だったらなぜ会長は走っているのかと思わなくもないのだが(自分の足で走ってはいないが)
アラケンvs趙雲なんてここでしか見られない組み合わせ。
須山さん「忍とアラケンは他団体では実現してますけどね」
それはオープンにしていい話なのか?
勝ったのはアラケン。再び音楽とミラーボールにより生き返り成功。
■タッグマッチ 怨霊&小仲=ペールワンvs宮本&戸澤
卒塔婆もあったからデスマッチか。今回のベストバウト(まあ試合そんなにないけど)。
流血した戸澤、666の先輩としてペールワンに強気に当たる宮本なんてのも
ここでしか見られなくていい感じ。
途中でペールワンが大きなバッグを抱えて登場。中からはマネキンの首が大量に。怖い。なぜか怨霊が打った頭を戸澤はレシーブしようとする。なぜバレー?
テイオー「だけど血が出ちゃう。戸澤塾だから」
誰がうまいことを言えと。
珍しく怨霊が自分から卒塔婆を設置したのだが、これは味方のペールワンが痛い。
テイオー「あっ今ペールワンが名古屋に帰りたいって顔をしましたよ!」
これ
今度はペールワンがくるくる卒塔婆。
スイカ割りでした。誤爆。
結局宮本がペールワンから勝利。生き返り決定。
■映像:ラム会長マラソン
停車しているタクシー。会長はお休み中だった。
■エンタの死神様
一部有名なお笑い芸人が出てきて5分ほどネタ披露。最初に出てきたのがWAHAHA本舗のラジークイーンで、登場時に若干客席が引く。が、その後はバカ受け。さすがだった。
面白かったのは「俺のバカ」とかアシュラマン、最後のコンビのときは意識が何度も飛びかけた。外はすっかり朝だった4時。
■映像:上井駅長の怖い話
駅長による星野さんの怖い、というよりおもしろ話。落ちは特にない。
この人プロレスに向いてないよ。
■モリノスさんの怖い話
人に言ったら怖いことになる怖い話。都会って怖い。
■忍がドラァググイーンと踊る
それ以外の何といっていいのか。結局メイクを落として脱ぐことになるのだが。
M・Tことテイオー姐さんに「9月21日に会いましょう」と誘いの手紙を渡して退場。
■モリノスさんによるガチ占い
突然花道に机とイスがセットされ、メンズ姐さんを占うモリノスさん。
「この時間なので若干手元が狂っています」と言いながら、今年後半の姐さんについていろいろと忠告。こういう占いならいいかもしれないと思った、
「信心が足りないからです」とかは、まずいわない。
■ところが
一通り占いが終わったところで、突然モリノスが言い出す。
「ちょっとお願いがあるんですけど、死んでもらえませんか?」
メンズ「え?」
「死んで私のリビングデッド軍団に入ってもらいたいんです」
ここまで引っ張り続けていたMr.Mがモリノスと判明!
リビングデッド2体が登場し姐さんを襲う。
あわててリングに飛び込む大石。これだけのために来たのか大石。
そこへシャッターが開く。まぶしい。外はすっかり朝だった。
そして黄色いタクシーが到着し、ラム会長が飛び出してくる。
マラソン、無事にゴール。と思ったら本部席に向かった会長は
「タクシー代!」と募金箱をひっつかみそれを支払いにあてる。そういうオチかい。
会長はリングに入ると、リビングデッドをWチョークスラム。
そして必要以上にナスティにおびえる大石。
完走したラム会長が死人レスラーをリングに呼びこむと、映像に出てきたのは
高木神龍!
ラム会長「ここにいる人たちを生き返らせてください!」
高木神龍「それはたやすい願いだ」
こうして全員、生き返った。怨霊まで生き返り、メイクを落としはじめる。
素顔をあらわにした彼は、リング上から逃亡。
ラム会長はマイクをもつと、
「いい大人が、こんな時間まで……健康に悪いぞ。
よし、今からラジオ体操だ。ラジオ体操第6、はじめ!」
そこへ、テケテケと音楽が流れ始める。これが噂のビリーズブートキャンプか!
隊長はこの人だった。「よしそうだ!まだまだいけるぞ!」(うろおぼえ)のアラケンの掛け声に、皆頑張る。
音楽の後ろで、次回大会の予告が流れる。
9月1日だそうだ。そして9月21日はメンズクラブナイト。
知らされていなかったメンズ姐さんは「この団体はガチだな!」と言うのがやっとだった。
こんな3ショットも、ほかではありえない。
というかんじで終了。いいエンディングだ。
リング上の選手も凄い笑顔だった。
「やっと終わった!」という喜びで。
もう満腹です。
これからも戸澤塾はつづいてくれると嬉しい。こんなところじゃないと見ることないもんなあ。