ぶっちゃけ無我ってインディーだよね、
とメジャーっぽい口調で断じてみる。
いくら本人たちが否定しようとも
やってることはインディー臭いというか、
それも、ガロガとかのレベルのインディー。
間違っても埼玉プロレスとかではないインディー。
いくら無我メジャーだぜいえい!といわれても(言ってないけど)
昔、堀田祐美子の団体が「メジャー女子プロレス」と
名乗ってるのを見たときのような、
愛しさと切なさと物悲しさを感じてしまうのである。
そんな無我ワールド・プロレスリング長野大会に
名古屋のDEPが参戦することは既報だが
その驚愕の対戦カードが発表された。
6月24日(日)東御市ふれあい体育館(旧北御牧村ふれあい体育館)
18:30開始(17:30開場)
第1試合(15分1本勝負)
征矢 学 VS 根本 薫
第2試合(20分1本勝負)
倉島信行 VS 柴山貴哉
第3試合(20分1本勝負)
長井満也 VS 小杉研太
第4試合(30分1本勝負)
後藤達俊 VS 豊臣太郎
第5試合(60分3本勝負)
吉江 豊 竹村豪氏
藤波辰爾 VS 西村 修
まさに無我vsDEPとも呼ぶべきシングルマッチ4連戦!!
もちろん「他に呼ぶ選手がいない」とかガタガタ言わない。
全5試合で4試合がシングルマッチなんて
どこのUインターかと。
とはいえ、インディーを否定していたのは西村氏ただ一人のようで
(そういえば長井さんは「他団体=当時DDTに出てた=に
参戦できるなら」て条件で入団したというし)
後藤さんにせよ蒟蒻竜にせよ、
別にインディーを否定も肯定もしてはいないらしいのだ。
実際、この前も藤波vsデルフィンが行われているし。
とはいえ無我の代弁者といえば西村氏といっても過言ではないので
彼の発言=無我ワープロの発言ととらえられても
仕方ない面はあるし、またそのように報じたマスコミにも責任はあるのだが。
とはいえこの大会はどうやら売り興行、
インディーとかインディーじゃない以前に
プロモーターの意向がもっとも反映されるわけで
(その辺はNEO甲田社長のブログにも色々と書かれていて興味深い)
「プロモーターに出せと言われたんです」と言われればそれまでだ。
しかし完全手打ち興行の7月1日新潟には
Hi69やら渋谷シュウ、大畠が出場。
インディーと女子だ。
これはよくあるインディーの地方興行の趣である。
ちなみに西村がインディー呼ばわりしたのは
ビッグマウスラウドの人々らしい。
いやはや……
Hi69は嫌いな選手ではないけどね。
プロレス界での知名度は明らかに
村上>Hi69だと思うのだが。
さて、インディー否定発言はこれからどう落とすのだろうか。
なかったことにされてしまうのだろうか。
あるいはこれは蒟蒻社長と揶揄されたことへ対する
体を張った壮大なネタフリなのか。
で、そんな無我が最近急接近しているのが
インディーガールズファイティングじゃないほうのIGF、
イノキゲノムフェデレーション。
続々と
よそで食えない強豪選手が集まっているわけだが
そして本日行われた蒟蒻社長と川田利明の対談では
現時点で、IGFに(無我が)協力はしない、
と言っているらしい。
この前、協力を約束したと東スポが報じたはずだが
東スポクオリティも蒟蒻クオリティもあてにならないのでもう
どうでもいいです……。
好きか嫌いかだけでいえば、DEPのほうが好物だ。
少なくとも無我よりは、彼らのほうがまだ
「伸びしろ」があるだけ、
たとえその伸びた先が斜め上であったとしても
見ていて面白くなっていきそうな気がします。
いやむしろ斜め上くらいでちょうど良いというか。
小器用なだけのレスラーばっかりじゃつまんないでしょう。